営業職に転職した理由 3位「前の会社に不満」「スキルアップしたい」、2位「向いていると思った」、1位は?

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   人材派遣業やコンサルティング業を行うR&G(本社:埼玉県さいたま市)は2024年9月19日、営業職への転職経験のある人を対象にした「営業職の転職事情に関する意識調査」の結果を発表した。

転職理由の最多は「稼ぎたい」 前職で多いのは「営業職」

(R&Gの作成)
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   調査では先ず、営業職に転職する前の職種を質問した。結果は前職も「営業職」だった人が28人、「事務職」が17人、「接客・販売職」が11人、「製造職」が5人、「IT系」が4人という結果になった。

   調査元では、営業職からの転職が最も多かったことについて、「同じ営業職でも、『扱う商材や業界』『BtoBかBtoCか』『新規開拓かルート営業か』などによって、働き方や身につく知識・求められるスキルが変わります。そのため営業職から営業職へ転職して、前職での営業スキルを活かしつつも、新たなスキルを身につけたいと考えた人が多いと推測できます」としている。

(R&Gの作成)
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   続いて、転職理由を聞くと、最多は「稼ぎたい」で21人、「向いていると思った」が15人、「前の会社に不満があった」「スキルアップがしたかった」が12人などの結果だった。

   寄せられているそれぞれのコメントでは、

「稼ぎたい」
・インセンティブがあり、実力次第で給与が増えるからです(27歳 男性)
・インセンティブが欲しかったから。自分の頑張りで給料にメリハリが欲しかった(27歳 女性)
・給与水準が高かった(34歳 男性)
「向いていると思った」
・コミュニケーションを取ることや、目標に向かってやり遂げることが好きなので、転職する際も営業職がいいと思っていました(24歳 女性)
・接客や交渉が好きだから(32歳 男性)
・前職が営業だったため、アピールがしやすいから(46歳 男性)
「前の会社に不満があった」
・拘束時間が長く、会社自体の業績がかなり悪化していたこと(24歳 男性)
・営業の仕事自体はおもしろいと感じていたが、職場環境が合わず転職した(26歳 女性)
・残業が多い上に、遠隔地への転勤が多々あったから(28歳 男性)
「スキルアップしたかった」
・営業力を身につければ、どこでも生きていけると思ったから(23歳 女性)
・自分のスキルアップを考え、BtoCではなくBtoBの業務をしたいと思った(24歳 女性)
・自分で仕事を受注するスキルを磨くため、若いうちに一度営業職の経験を積んでおきたかったからです(30歳 男性)

   などが集まった。

(R&Gの作成)
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   さらに、営業職への転職方法を聞くと、最多は「転職エージェント」で38.2%、次いで「知人の紹介」で23.5%、「転職サイト・アプリ」が13.6%と続いた。

   なお、この調査は営業職への転職経験がある人の81人(男性46人、女性35人)を対象に2024年7月23日から8月6日まで、インターネットによる任意回答を行った。年代の内訳は、20代が60.5%、30代が28.4%、40代が11.1%だった。

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