マーケティングリサーチなどを行うSkyfallは2024年8月9日、社会人1~2年目の正社員(20~50歳)の男女を対象に、「就活・就職・離職」に関するアンケート調査の結果を発表した。
「ギャップを感じたことがある」は54.4%
調査では、就職活動時の理想の職場について聞いた。すると、最多は「人間関係が円滑である」が51.4%、次いで「給与が高い」が48.7%、「休暇が取得しやすい環境である」が44.6%、「ワークライフバランスが重視されている」が42.0%、「スキルを習得できる環境がある」が35.3%を占めている。
同社の分析では、
「理想の職場には、人間関係や休暇取得などの働きやすさが重要で、実力主義や裁量の大きさを重視している人は少ないことが読み取れます」
としている。
続いて、マイナスなギャップの有無を質問。初めて入った企業の入社後にどれくらいマイナスなギャップを感じたかをデータにすると、全体では、「転職を考えるほど大きなギャップを感じた」が16.0%、「転職を考えるほどではないがギャップを感じた」が38.4%、合わせると54.4%で「ギャップを感じたことはない」の45.6%より多くを占めた。
社会人一年目よりも社会人2年目の方が、マイナスなギャップを感じることが多いらしく、「転職を考えるほど大きなギャップを感じた」が20.4%、「転職を考えるほどではないがギャップを感じた」が40.0%となり、全体の平均を上回った。