転職した年収アップ成功者の傾向 転職前に「IT/通信」「金融系専門職」の人が昇給

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   パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は2024年7月24日に、エージェントサービスを利用した人を調査してわかった「年収アップ成功者から見える傾向」を発表した。

平均アップ額上位「IT/通信」、「インターネット/広告/メディア」、「金融」、「メーカー」

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(dodaの作成)

   調査では、「年収アップ転職」をした人が転職前に就いていた業種みると、平均アップ額が最も大きかったのは「IT/通信」で103万5927円だった。次いで、「インターネット/広告/メディア」が99万9048円、「金融」が98万3748円、「メーカー」が91万6033円、「商社」が91万4939円と続いた。

   また、年収の平均アップ額は全10業種すべてで60万円を超えている。

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(dodaの作成)

   次に、職種別でみると、転職による年収の平均アップ額が最も大きかったのは「金融系専門職」で125万16円だった。次いで、「技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)」が113万8,375円、「専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)」が112万6014円、「技術職(組込みソフトウェア)」が103万6,292円、「企画・管理」が101万5,089円となり、5職種で100万円を超えている。

   こうした調査結果に対して同社担当者は、

「年収アップ額が大きい業種・職種についてはさまざまな要因が考えられますが、共通点として、人材不足により採用競争が激化する中で、採用に積極的な企業が優秀な人材を確保するべく採用時の提示年収を引き上げていることが挙げられます。 また労働力不足が加速する昨今において、離職防止に注力すべく賃上げに踏みきる企業が増えています。」

と説明している。

   なお、この調査は2023年8月~12月にdodaエージェントサービスを利用して転職した人のうち、年収アップしたビジネスパーソンを集計した。

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