上司が怖いと感じるとき 3位「ミスを追及される」、2位「イライラを隠さない」、納得の1位は?

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   人材派遣とコンサルティングのR&G(埼玉県さいたま市)は2024年8月2日に、社会人の男女500人を対象に「怖い上司に関する意識調査」の結果を発表した。

6位は「仕事・責任を押し付けてくる」

   ランキングによると、7位は「態度・指示がころころ変わる」だった。態度がころころ変わる上司の場合、部下は常に上司の顔色をうかがうようになり、恐怖を感じたり疲弊することもあるだろう。

   コメントには、

・気分によって態度が変わること。いつもなら気にしない小さなミスも、気分によっては怒ってくる(30代 女性)
・突然態度が冷たく・怖く変わるとき。ころころ態度を変える上司は「いつまた変わるか」と気を使うし、常に怖いです(50代以上 女性)

など。

   6位は「仕事・責任を押し付けてくる」だ。仕事最優先の上司の場合、部下にも残業や休日出勤を強要しがちなこともある。残業や休日出勤の指示や無言の圧力があり、怖いと感じてしまう人もいるようだ。

   次のようなコメントも寄せられた。

・理不尽な数字ノルマを押し付けてくるとき(30代 男性)
・自分には難しすぎる仕事を振ってこようとすること。例えば英語が得意ではないのに「英語で資料を作れ」とか(30代 女性)

怖い上司の特徴は?

   続いて、5位は「プレッシャーをかけられる」だった。納期前や営業成績が振るわないときなどに上司からプレッシャーをかけられ、恐怖を感じる人もいるだろう。「とにかく数字を達成しろ」と言われたら、ただただプレッシャーを感じてしまう。

   コメントは、以下のようになった。

・数字に対してプレッシャーをかけるような声かけをしてくる(30代 男性)
・電話で長々と話し、目標のプレッシャーをかけてくる(40代 女性)
・仕事の締め切りが近付くと、プレッシャーが凄い(50代以上 男性)

   4位は「反応が薄い・冷たい」となった。冷たい態度をとられると、何か悪いことをしてしまったかなと心配になる人も多いのではないだろうか?

   回答者からは、

・声をかけてもパソコンから目を離さないで話を聞かれるとき(30代 女性)
・早口で対応され、「自分との会話を終わらせたい空気感」が出ているとき(40代 女性)
・無視されるとき(50代以上 男性)

という声が上がった。

「上司が怖い」が理由で退職を考えたこと...「よくある」26.2%

   3位は「ミスを追及される」だった。正論を突き付けられると恐怖を感じる人も。理論的な考え方は大切だが、逃げ場がないほど詰められると、「ミスした自分に非がある」という負い目も重なって怖く感じてしまうだろう。

   コメントは

・理路整然と責められる(20代 女性)
・理詰めでミスを追及されるとき(40代 男性)
・冷静な顔をして理論的に問い詰められるときが怖いです(50代以上 男性)

など。

   2位は「イライラを隠さない」が上がった。怒鳴ったりはしない上司でも、明らかにイライラしているのがわかると怖く感じてしまうだろう。

   コメントは以下。

・イライラしているとき。上司が貧乏ゆすりをしていたりため息をついたりしていると、「自分が原因だったら...」と怖く感じます(30代 女性)
・朝、上司の顔を見て「明らかに機嫌が悪い」と感じたとき。何かとあら捜ししてくるので怖いと感じる。朝から不愛想で、言葉が荒くなるのでわかりやすい(40代 女性)
・書類を投げられたとき(50代以上 男性)

1位には「口調・話し方が怖い」だった。具体的には「怒鳴る」「言葉遣いが乱暴」「早口でまくし立てる」「嫌味ったらしい」など。

   コメントでは、

・大きな声で誰かに怒っているとき(20代 女性)
・忙しいとイライラして、言い方が怖くなる(30代 女性)
・言ってはいけない言葉を使うなど、言葉の選別ができない上司(40代 男性)

こんな時に上司が怖く感じるのだという。

(R&Gの作成)
(R&Gの作成)

   最後に、「上司が怖いことが理由で退職を考えたことがあるか」と質問すると、「よくある」は26.2%、「たまにある」が46.0%、「ない」が27.8%となり、退職を考えたことがある人は過半数を超えた。

   なお、調査は2024年5月31日~6月9日までの間、社会人500人を対象にインターネットによる任意回答を行った。回答者の内訳は10代が0.2%、20代が22.0%、30代が39.8%、40代が26.6%、50代以上が11.4%となった。

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