「志望動機を書くための企業研究」に時間をとられる負担が...
3位は「長所・強み」(20人)だった。回答者からは「エピソードを踏まえて話す必要があったため、わかりやすいエピソードを考えるのに苦労した(21歳 女性)」、「自分を客観的に評価するのは難しいから(21歳 男性)」などの声が。
同社では、長所・強みという質問は、入社後の活躍イメージを見るための質問だとしている。
2位は「自己PR」(29人)だった。企業の求めている人材像に寄せてアピールするためには、企業ごとに内容を書き替える必要があることも困った理由だろう。
回答者の声では「他の人との差別化が難しかった。また決まった文字数で伝えたいことを書くのにも苦労した(21歳 女性)」、「自分の特徴や長所を言葉にするのが難しかった。また『自己PR』はどの企業もあるが、字数はそれぞれ異なるので大変だった(21歳 男性)」などが上がった。
1位は「志望動機」(42人)だった。回答者の声では
「大本命の会社以外は特別な志望理由がなかったので苦労しました(21歳 女性)」
「会社ごとに作成するので労力がかかるから(22歳 男性)」
「自分のことを語るのは簡単ですが、志望動機は会社のことをよく知る必要があり大変でした(22歳 女性)」
などが上がっている。
同社では「志望動機を書くための企業研究」に時間をとられる負担もあり、あまり志望度が高くなかったりやりたい仕事が定まっていなかったりすると、ますます苦労することがあることを指摘している。
なお、この調査は就活時にエントリーシートを作成した経験がある人140人を対象に、2022年12月18日~2023年1月5日までの間、インターネットアンケートを行ったもの。有効回答の140人の内訳は女性が87人、男性が53人だった。