エン・ジャパンが運営する「ミドルの転職」は2024年7月23日に、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに「評価されるミドルのキャリア・スキル」についてアンケートを実施して結果を発表した。
採用企業にキャリア・スキルを評価された具体的な人物像とは?
調査では、採用企業にキャリア・スキルを評価された具体的な人物像について質問した。
すると、職種では、「営業系」(33%)、「経理・財務・会計」(25%)、「経営企画・事業企画」(25%)、「人事・総務系」(19%)、「技術系(IT・Web・通信系)」(18%)という結果になった。
続いて、評価された具体的な業種について聞くと、「メーカー」(47%)、「IT・インターネット」(29%)、「建設・不動産」(27%)、「コンサルティング」(15%)、「金融」(13%)という結果が得られた。
また、企業のタイプについても質問した。すると、順に「中小企業」(58%)、「大手企業」(55%)、「ベンチャー企業」(25%)となった。
さらに、評価された人物の専門スキルと聞くと、「マネジメント」(51%)、「業務管理」(35%)、「営業戦略・営業企画」(25%)、「エンジニアリングスキル知識・スキル」(20%)、「経営戦略」(18%)という順になった。
このほか、キャリア・スキルを評価されたミドル人材の転職成功エピソードを質問すると、
「レジュメ上は転職回数が多く見えたが、面談でヒアリングすると難易度の高い環境(業界やM&A)で都度適応し、様々な圧力や課題に対峙し主体的に尽力されてきた方。通常であればレジュメNGを出す企業に直接レジュメを持ち込み、書類では分からないパーソナリティやスキルを伝え面接までセッティングしていた」
「1社のみの経験だったが、マネジメント経験や幅広い経験を評価され、課長候補として大手企業にて採用。人物面もマッチしており、選考スピードが通常よりもかなり早く、早々に内定が出た。」
などが寄せられた。
なお、この調査は2024年7月1日~8日まで、『ミドルの転職』を利用するコンサルタント254人にインターネットによるアンケートをとった。