LIFULL(ライフル)の運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」は2024年5月27日、各世代の「歌で思い出す駅名ランキング」を発表した。
今回は「30代・40代編」を取り上げる。
ゆずや山崎まさよしの楽曲の影響?
30・40代における「歌で思い出す駅名ランキング」の1位は「上野」となった。「上野」と回答した人全員が曲名に石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」を挙げた。
「上野発の夜行列車」という歌詞通り、新幹線をはじめとした複数の路線が乗り入れ、都内有数のターミナル駅として多くの人々に利用されているからだろうか。
ちなみに、「上野」自体の家賃相場は11万9000円と高めだが、交通利便性の高さのみならず美術館や動物園などのレジャー施設や商業施設も充実していながらアットホームな雰囲気を味わえる希少な街として多くの人に愛されている。
2位の「東京」は各世代でランクインしているが、30・40代の場合、B'zの「東京」、福山雅治の「東京」などが曲名で挙がっている。
また、30・40代のみ神奈川県の「桜木町」、大阪府の「三国」がランクインしている。3位の「桜木町」はゆずの「桜木町」や山崎まさよしの「One more time,One more chance」が曲名として挙がった。
ゆずの曲中にも出てくる通り「桜木町」は、大きな観覧車や海沿いなど、美しい街並みが魅力的だ。
JR京浜東北・根岸線や横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れているほか、みなとみらい駅も近く、東急東横線も利用可能。
ちなみに、家賃相場も8万5500円と都心と比べると若干割安になっている。
大阪府で唯一ランクインした4位の「三国」は、aikoの「三国駅」から駅名を想起。大阪と神戸、京都の3都市を結ぶターミナル駅の「十三」の隣駅で、交通利便性が高い。
この調査は、2024年5月2日~5月9日、20代~60代の男女1230人を対象にしてインターネット調査を行ったもの。アーティスト名については同曲で複数の名前が挙がった場合には「最も記載の多かったアーティスト名」を載せている。また、家賃相場は管理費を含む月額賃料の中央値(築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上100平方メートル未満)とした。