LIFUL(ライフル)は2024年4月18日、「シニアの就業に関する意識調査」の結果を発表した。
応募者の年齢を『不採用』の理由として考慮...63.0%
<65歳以上シニア人材を採用しない(できない)理由 3位「即戦力として期待できない」、2位「任せられる仕事がない、わからない」、1位は?>の続きです。
企業の採用担当者300人に、65歳以上の人材の採用状況について聞いた調査では、続いて、「書類選考や採用面接において応募者の年齢(高齢であること)を『不採用』の理由として考慮したことはあるか」聞いた。その結果、「はい」は63.0%、「いいえ」は37.0%だった。
さらに、シニア人材の採用を行っている企業の採用担当者に「採用した65歳以上の人材が即戦力であったことがありましたか」と聞いた。その結果、「はい」は67.7%、「いいえ」は14.1%、「わからない」は18.2%だった。
また、「即戦力だった65歳以上の人材の特徴」を聞いた質問では、最多は「経験・スキル・能力に自信を持ち、仕事に活かしている」で66.4%だった。次いで、「担当業務に責任をもって自律的に遂行している」が45.5%、「若年層の社員などと積極的にコミュニケーションをとっている」が38.8%、「自ら社内外の方に関りを作っている」が23.9%、「さらなるスキルアップや情報収集に意欲的である」は13.4%となっている。
この調査は2024年3月25日~27日にインターネットを通じておこなわれた。対象は、全国の65歳以上の働く方300人と、企業の採用担当者300人。