65歳以上シニアの就業調査...希望の職種で働くことができない理由 3位「スキル・経験不足」、2位「応募できる企業が少ない」、1位は?

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   LIFUL(ライフル)は2024年4月18日、「シニアの就業に関する意識調査」の結果を発表した。

活かしたいと思う経験・スキルは?

   65歳以上の働く人300人に聞いた調査では、はじめに、現在の働き方について「希望通りの仕事に就いていると思うか」聞くと、79.3%が「はい」、20.7%が「いいえ」という結果になった。

   「あなたが希望の職種で働くことができない理由だと思うこと」を聞いた質問では、最多は「自身の年齢が高いため」(80.6%)。次いで、「応募できる企業が少ないから」(30.6%)、「スキル・経験不足のため」(24.2%)が続いた。

ライフルの作成
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   続いて、「これまでの経験やスキルを活かすことのできる職種で働きたいと思うか」と聞くと、83.0%が「はい」、17.0%が「いいえ」と回答した。

   また、具体的に「あなたが活かせる・活かしたいと思う経験・スキル」を聞いた質問では、「自分の意見を持っている」(38.3%)が最多になった。次いで、「若手や後進の教育・指導ができる」(31.0%)、「円熟した顧客対応ができる」(29.0%)の順になった。

ライフルの作成
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   続けて、「「あなたに向けられたものや、あなた以外にむけられたものも含めた『年齢を理由にした偏見や差別』を感じた経験はあるか」という質問では、34.7%が「はい」、65.3%が「いいえ」。

   それに関連して、具体的な経験を選ぶ質問への回答として、「ポジティブな経験」では、「年長者だからと業務で頼られることがあった」(18.7%)、「年長者だからと即戦力として期待された」(18.3%)が上位にあがった。

   一方で、「ネガティブな経験」では、「年齢を理由に希望の職種に就けなかった」(9.3%)、「年齢を理由に仕事を回されないことがあった」(7.3%)などがあがっている。

ライフルの作成
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   この調査は2024年3月25日~27日にインターネットを通じておこなわれた。対象は、全国の65歳以上の働く方300人と、企業の採用担当者300人。

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