識学は2024年4月26日、20歳～59歳の会社員を対象におこなった「『ゆるブラック』に関する調査」を行い、その結果を発表した。
職場が「ゆるブラック」...そう思う37.8％、そう思わない62.2％
近年、「もっと働きたいけれど働けない」「叱ってくれる上司がいない」「社員同士の仲が良すぎる」などの職場環境が「ゆるい」あまり、働きがいを得られない、モチベーションを保てない「ゆるブラック」な企業への関心が高い。
識学が実施した調査ではまず、「あなたの職場は『ゆるブラック』だと思いますか」と聞いた（n=2353）。その結果、全体では37.8％が「『ゆるブラック』だと思う」、62.2％が「『ゆるブラック』だと思わない」という結果になった。
調査元は「性別や年代別で比較しても突出して高い層はなく、性年代関係なく、約4割近くの会社員の方が自身の職場を『ゆるい』と感じているようです」と指摘した。
識学の作成
つづいて、「あなたの職場において、どのような点が『ゆるブラック』だと感じますか」と聞いた（n=300）。
最多は「収入が増えない」67.0％。次いで、「やりがいを感じられない」44.0％、「昇級できない・しづらい」43.0％、「スキルが身につかない」35.0％、「やる気のある社員が少ない」30.3％、「指導してくれる先輩などがいない」20.0％、「もっと働きたいのに働くことができない」10.0％と続いた。
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