学情は2024年4月15日、20代の仕事観や働く意識をひも解こうと、「給与・初任給」に関するアンケート調査をおこない、その結果を発表した。
昇給した人は、なにに使いたい?
調査では24年4月に昇給した20代(n=200)に、「昇給した分を何に使いたいか」を聞いた。その結果、「貯金」が56.5%で最多。次いで、「生活費」36.5%、「趣味」35.0%、「自己投資」33.0%、「投資」26.0%という結果になった。
調査対象者からは
「貯金があったほうが、選択肢が拡がると思う」
「結婚や出産に備えて、貯金をしておきたい」
「都内で1人暮らしをすると、なかなか貯金が難しい。昇給分も生活費に使う予定」
「20代のうちは、趣味も含めて様々なことを経験したい」
「スキルや知識は自分の財産になる」
「自己投資をすると、さらに年収アップにつながると思う」
などの声が寄せられたという。
続いて、「初任給は何に使いたいか」を2024年4月入社の新社会人(n=50)に聞いたところ、最多は「貯金」46.0%。次いで、「自己投資」38.0%、「家族へのプレゼント」34.0%、「新生活の準備」33.0%、「自分へのプレゼント」18.0%と続いた。
調査対象者からは
「社会人1年目から貯金を始めておきたい」
「仕事で活躍できるように、スキル習得や資格取得を頑張りたい」
「お世話になった家族に感謝の気持ちを伝えたい」
などの声が寄せられたという。
なお、調査は2024年4月1日~14日、インターネットでアンケートをおこなった。対象は20代社会人で、20代専門転職サイト「Re就活」やWebメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者。有効回答数は250人。内訳は、2024年4月に昇給した20代:183人、2024年4月入社の新社会人:50人。