リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は2024年4月17日に、「遊べる道の駅」をテーマに調査を行い、「『じゃらん』行ってみたい『遊べる道の駅』ランキング」を発表した。
ランキング10位→7位は?
4月22日の「道の駅の日」にちなんで行われた今回の調査。5月のゴールデンウイークの行き先選びの参考にしてはどうだろうか。さっそくランキングをみてみよう。
10位は、「道の駅 スプリングスひよし」(京都府)。
温泉とキャンプ場が併設されており、自然を思いっきり満喫できる道の駅。近隣にある日吉ダムをモチーフにした「ダムカレー」でも話題になっている。山々を望めるBBQ施設は、ご当地食材をたっぷり味わえる豪華プランや、農産物直売所の食材を持ち込めるプランのほか、デイキャンプ用の区画サイトも備える。
9位は、「道の駅 よしうみいきいき館」(愛媛県)。
来島海峡大橋のたもとにあり、瀬戸内海を眺めてBBQができる道の駅。地元の新鮮な魚介や肉、野菜が並ぶ食材コーナーで好きな食材を選び、セルフ方式の七輪炭火焼きBBQが楽しめる。瀬戸内の多島美の絶景や日本三大急潮流を堪能しながら、来島海峡大橋を真下から見る体験型クルーズ「しまなみ来島海峡遊覧船」も魅力。
8位は、「道の駅 アグリパーク竜王」(滋賀県)。
季節ごとに新鮮な果実や野菜の収穫体験ができる道の駅。観光型農業公園では、初夏になると、さくらんぼ狩りやラベンダー摘みの体験が満喫できる。バーベキューテラスでは、近江牛と竜王特産あわび茸、地元で採れた野菜を使ったBBQが手ぶらで楽しめる。
7位は、「道の駅 白川郷」(岐阜県)。
白川郷の文化や歴史を体感できる「白川郷 合掌ミュージアム」を併設した道の駅だ。ミュージアムには合掌造りの家が原寸大で展示され、展示用民家の中へ入ることも可能。建築に使用される道具に関する解説もあるので、その構造などを深く知ることができる。そのほか、白川村認定グルメや特産品が集まっているため、白川郷観光の拠点にもおすすめ。
ランキング5位→4位は?
5位は同率で、2施設がランクインした。
5位の1つ目は、「道の駅 川場田園プラザ」(群馬県)。
「1日まるごと楽しめる!遊べる食べられる」がコンセプトの道の駅だ。広い敷地内には、地元野菜が豊富なファーマーズマーケットやレストランのほか、大型遊具を備えた広場など充実の施設が揃う。また、オリジナルのベーカリーやチーズ工房などグルメの宝庫としても知られ、世代を問わず楽しめるスポットだ。
5位の2つ目は、「道の駅おおの おおのキャンパス」(岩手県)。
農産物直売所や天文台、パークゴルフなど14の施設を併設する道の駅。「おおのキャンパス」は、「一人一芸の里」を体感できる牧場遊びの拠点として、職人たちから教わるものづくり体験やうさぎやヤギと触れ合える動物ふれあい館がある。そのほか、高原を望む大浴場もあり、丘の上の天文台では夜空のパノラマが楽しめる。
4位は、「道の駅 丹後王国『食のみやこ』」(京都府)。
雄大な自然に囲まれ、アクティブに遊べる道の駅。入園無料の「小さな動物園」では、もふもふのかわいい動物に癒やされるエサやり体験が楽しめる。全長約45メートルの丘を滑走する芝すべり(10分300円)や、木製アスレチックなどで遊べる広大な広場がある。夏はメロンや桃など果物狩り(要予約)も体験できる。
ランキングのトップ3は?
続いて、ランキングのトップ3を見てみよう。
3位は、「道の駅 小豆島オリーブ公園」(香川県)。
小豆島にある、地中海沿岸の雰囲気漂う風景が広がる道の駅だ。特産品のオリーブを使ったグルメなどを楽しむことができる。映画のロケ地としても知られ、雑貨コリコで写真を撮ったり、魔法のほうきにまたがって、風車の前でジャンプをすれば、空を飛んだような写真が撮影できると話題だ。
2位は、「道の駅 虹の森公園まつの」(愛媛県)。
高知との県境に位置し、四万十川をテーマにした水族館を併設する道の駅だ。ペンギンやカワウソといったアイドル動物に会えるほか、約120種2000匹の水辺の生き物を間近で観察できる。物産市場には松野町産の朝採れ野菜や鹿肉などの特産品が並ぶ。
1位に輝いたのは、「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)」(兵庫県)。
食も遊びも温泉も、多彩なジャンルの施設が揃うオールマイティな道の駅。遊園地では、巨大迷路やジェットコースターなど1回300円~と気軽に楽しめるアトラクションがある。そのほか「地産地消を遊ぶ」がテーマのマルシェ「ファームサーカス・マーケット」や、泉質自慢の温泉から季節の味覚狩りまで、エンタメ要素満載となっている。
なお、この調査は2024年2月20日~22日、インターネットを通じて、47都道府県在住20代~50代を対象に、有効回答1045人を集めた。調査機関はインテージ(調査主体:リクルート)。