将来役に立たないと思う教科、トップ3は?
第3位は「理科」。以下は、寄せられた声。
「元素とか電流とか絶対に使わない!」
「生き物のこと知っても将来言う機会ない笑」
「生物とかを扱う仕事じゃないと触れない」
「将来の夢が理科とか実験に関するものじゃないし楽しくない」
「実験とか授業自体は楽しいんですけど、将来役に立つかって言われたらちょっと違うかなーって感じなんですよね」
授業で習うことは日常生活で直接的に役に立たない、そう感じている様子がうかがえた。
第2位は「図画工作」。以下は、寄せられた声。
「シンプルに苦手」
「工作をする職業があまり少ない」
「何かを作るのは想像力は広がるがあまり役に立たないと思う」
「芸術家になる以外で使う事があまりない気がする」
「何かを作るよりかはPCとかで仕事する」
日常生活の中で使うシーンがなく、専門的な職業でしか活用されない技術、そう感じている様子がうかがえた。また、「材料を買わないといけないときがある」「作っても捨てるだけ」など、事前準備の煩わしさや制作後に処分する切なさを感じるという意見も見られたという。
第1位は「音楽」。以下は、寄せられた声。
「1番好きな教科だけど音楽系の仕事につかない限り役に立たない」
「音楽って大人になっても使うことはあるけど、仕事とかでは使わない」
「国語や算数、理科社会と違って、絶対使うということはなさそう」
「どれも大事なことだから将来理解していて損はしないけど、音楽は私の将来夢に絶対必要なものではない」
このように、将来、音楽関連の職業に就かない限り役に立たないのでは、と考える声が多く集まったという。
また、「音楽は知識がなくても楽しめる」「音楽なんて聴いてればいい。歌う時は楽しく歌えればいいよねー」「音楽は人それぞれ好みがある」と、音楽は学ぶよりも自身の感性でとらえたいと感じるているようだ。
調査元では、今回の調査結果に、以下のようにコメントを寄せている。
「Z世代が将来役に立たないと感じる教科には、授業内容が日常生活や将来のキャリアに活かせるイメージが持てないという特徴がみられました。学生時代は将来役に立たないと感じていた教科も、大人なって意外な場面でその重要性を再認識することも多々ありますよね。ぜひ幼き日の記憶と共に、見比べてみてください」