Z世代が選んだ「将来役に立たないと思う教科トップ10」 3位「理科」、2位「図画工作」、1位は?

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   バイドゥは、同社のキーボードアプリ「Simeji」ユーザーへのアンケート調査をもとにランキング化した「Simejiランキング」で、「Z世代が選ぶ!!『Z世代が選ぶ!!『将来役に立たないと思う教科TOP10』」を発表した。

第6位に「保健体育」

   調査の集計期間は2024年1月22日~29日。有効回答数は、10~24歳の男女3447人。

   さっそく見ていこう。順位が低いほど、必要な科目ということになる。第10位は「国語」。以下は、寄せられた声。

「社会に出て古文で話す人はいない」
「漢字とかは必要だけど、物語とか読むのはなんも力つかないと思う」
「日本に暮らしてたら自然と国語力つくと思う。古文とかいらない!!」
「昔の人がなにを伝えたいか知らんしこっちには関係ない」

   このように、古文を学習する意味が見出せない、と考えるZ世代が多い様子だ。

   第9位は「英語」。以下は、寄せられた声。

「外国行く気がしない必要最低限でいいと思う。文法なんて習わなくても伝わる」
「学校で習う英語は単語とかやからそんな役立たなさそうw」
「外国人と話さないと思う」
「翻訳機能あるし大丈夫くないですか?」
「学校で習う英語は実際に使われているのとは少し違うし、スマホがあれば解決する!」

   外国に行かない限り必要性がないと感じているほか、デジタルネイティブのZ世代らしくスマホなどの翻訳機能を使うという意見も。

   第8位は「道徳」。以下は、寄せられた声。

「生きていくうちに分かってくる」
「全部綺麗事を言っているように感じてしまう」
「教科書読めって言われても...実践で学ぶものだと思う」
「社会では道徳がなくてもこの人道徳がないなーって思われるだけ」
「選べない選択肢系の話ばっかつまんない」
「道徳も大事だが習っても優しい心を持てない人が沢山いる」
「その人の心情を読むのが難しい」

   正解のない事柄で多様性が求められる現代を象徴するかのようなコメントも寄せられている。

   第7位は「総合学習」。以下は、寄せられた声。

「小学生の総合は遊んだりするだけ」
「まとめる力はつくと思うけど、調べるだけなんてつまんない!」
「大体調べ学習でつまらない」
「総合は動画とか見ることが多い」
「総合学習は基本的に、学年集会など」

   総合学習には課題に対して、自ら学び、考える力を身につけることで、よりよく問題を解決する資質や能力などをはぐくむものだ。とはいえ、うまく授業の目的を感じられていない様子がうかがえた。

   第6位は「保健体育」。以下は、寄せられた声。

「走る以外どんなタイミングで使うかわかんない」
「スポーツ選手や限界サラリーマン以外つかわなさそう」
「保健はいる。体育は体力つくけど跳び箱とか将来使わないと思う」
「大人になったら運動をあまりしなくなる」
「将来運動するかは自分次第」

   授業で習う幅広い競技の必要性について疑問に感じている意見が。このほか、「充実してない性教育受けて何になるんだよ」と授業内容について厳しい指摘もあったという。

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