レバレジーズの運営する新卒向け就活サービス「career ticket (キャリアチケット)」は、同サービスに登録している2024年卒業予定の大学生131人を対象に、入社後の配属先に関する調査を実施。2024年4月1日に発表した。
仕事内容や身につくスキルへの魅力は、入社意欲に大きく影響
<「新卒入社」で配属先が希望と異なったら、24.6%「入社辞退・早期退職」検討>の続きです。
今回の調査は、2024年4月に「新卒入社」を予定している大学生131人を対象としている。
調査では、入社後の配属先が決まっていない学生に対しては、「配属先が希望と異なる場合に入社辞退や早期退職を検討するか」を聞いたところ(65人)、24.6%が「入社辞退・早期退職(※)を検討する」と回答した(※早期退職は、入社後半年以内の退職と定義)。
つづいて、「配属先が希望と異なる場合でも、入社辞退や早期退職を検討しない」と回答した学生に理由を聞いたところ(49人。複数回答)、1位は「スキルをつけたいから(19.2%)」、2位は「仕事内容に興味があるから(17.2%)」と「せっかく希望の会社に入社したから(17.2%)」となった。
以下、「各種手当に満足しているから」(10.1%)、「給料に満足しているから」(8.1%)、「社員が魅力的だから」(8.1%)、「会社の社風が良い・合うから」(7.1%)、「早期退職に不安があるから」(6.0%)、「勤務地が便利・気に入っているから」(5.0%)などが続いた。
調査元のレバレジーズは
「学生が仕事内容や身につくスキルに魅力を感じているかどうかは入社意欲に大きく影響するといえます。仕事内容や身につくスキルなど、学生が入社企業に惹かれていたことが実態と異なった場合、入社後の早期退職の可能性が高まることも考えられるでしょう」
と指摘した。
この調査は2024年1月26日~2月16日、「キャリアチケット」に登録している2024年卒業予定の大学生を対象に、ウェブでおこなった。有効回答者数は131人。