レバレジーズの運営する新卒向け就活サービス「career ticket (キャリアチケット)」は、同サービスに登録している2024年卒業予定の大学生131人を対象に、入社後の配属先に関する調査を実施。2024年4月1日に発表した。
「配属先は希望通りだった」95.5%という調査結果
今回の調査は、2024年4月に「新卒入社」を予定している大学生131人を対象としている。
まず、「入社後の配属先(エリアや部署)は決まっているか」を聞いたところ、2月時点では「配属先は決まっている」は50.4%、「配属先は決まっていない」は49.6%という結果だった。
また、「配属先は希望通りだったか」についての質問では(66人)、95.5%が「希望通りだった」と回答。調査元のレバレジーズは
「昨今、新入社員の入社後の配属内容(部署や勤務地など)が必ずしも本人の希望通りにはならない『配属ガチャ』による早期離職が話題になっていますが、入社前時点ではその実態と乖離する結果となっています」
と指摘した。
また、入社後の配属先が決まっていない学生に対しては、「配属先が希望と異なる場合に入社辞退や早期退職を検討するか」を聞いたところ(65人)、24.6%が「入社辞退・早期退職(※)を検討する」と回答した(※早期退職は、入社後半年以内の退職と定義)。
調査元のレバレジーズによると、具体的にどのような点で、希望と異なる場合に辞退を検討をするかについては、「希望の勤務地・エリアではない」の回答が目立ったという。同社は
「『家族や友人との会いやすさを重視して住み馴れたエリアから離れたくない』、『勤務地が希望と異なるとライフプランを立てづらい』と考える学生が一定数存在すると推測できます」
と指摘した。
この調査は2024年1月26日~2月16日、「キャリアチケット」に登録している2024年卒業予定の大学生を対象に、ウェブでおこなった。有効回答者数は131人。