学情は2024年3月19日、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「ChatGPT」にまつわる調査を実施し、その結果を発表した。
「業界分析に活用した」
「ChatGPT」などの生成AIが注目を集めているなか、調査では、「就職活動でChatGPTを、使用したことはあるか」と聞いたところ、「使用したことがある」は22.6%、「使用したことはない」は77.4%と、4人に1人は就活で「ChatGPT」を使用していた。
「使用したことがある」と答えた学生からは、
「ES作成を手伝ってもらった」
「業界分析に活用した」
「業界分析や企業研究で、検索ワードが思いつかないときに活用している」
「ChatGPTを活用して効率化しつつ、自己分析や志望動機など自分で考えるべきことに時間を割きたい」
などの声が寄せられたという。
「上手に活用すれば、残業も減らせると思う」
つづいて、「ChatGPTを仕事で使用したいか」聞くと、「使用したい」は30.7%、「どちらかと言えば使用したい」は29.1%。これらをあわせた59.8%が肯定派。「どちらとも言えない」は27.1%。「どちらかと言えば使用したくない」は9.4%、「使用したくない」は3.6%で、これらをあわせた否定派が13.0%だった。
寄せられた声には、
「調べものや文章作成に活用したい」
「アイディアを複数考えるのに役立つ」
「これからは、AIも上手く活用しながらクリエイティブな仕事をするスキルが求められると思う」
「業務を効率化して、本当に重要なことに時間を割きたい」
「上手に活用すれば、残業も減らせると思う」
などが上がったという。
なお、調査は2024年2月8日~26日におこなわれ、同社の「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者を対象とした。有効回答数は501件。