auじぶん銀行(東京都中央区)は2024年3月14日、働く男女500人を対象に「新社会人の時の仕事・生活・お金」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
「会社に入る前に不安」計78.2%
調査では、「新社会人として会社に入る前に不安を感じていたか」を聞くと(N=500)、最多だったのは「感じていた」(55.4%)。「どちらかというと感じていた」(22.8%)とあわせたら、78.2%にのぼる。「どちらかというと感じていなかった」は8.2%、「感じていなかった」は13.6%。「入社前に感じていた不安エピソード」には、次のようなものが寄せられた。
・しっかりと仕事ができるかどうか。職場に馴染めるかどうか(大阪府・42歳男性)
・人間関係が上手くいくのか、仕事を覚えてこなしていけるのか、電話対応はきちんとできるのか、不安だらけだった(茨城県・49歳女性)
・学生時代の自堕落な生活から、上手に社会に適応できるか不安だった(宮城県・38歳男性)
・県外に配属されて一人暮らしが始まり、慣れない土地に一人かつ初めての就職で緊張して不安だった(静岡県・28歳女性)
・いずれは独立開業したいと思っていたので、それができる能力を身につけられるかどうか不安だった(東京都・45歳女性)
また、「入社前と入社後で、思い描いていた『社会人像』にどんなギャップがあったか」を聞くと(N=500)、4位が2つあり、「職場の人間関係が良くない」と「残業時間が多い」(ともに16.0%)。3位は「仕事量が多い」(19.0%)、2位は「上司とのコミュニケーションが難しい」(20.4%)、1位は「給与が低い」(34.0%)という結果だった。ネガティブな内容が上位に集まった。
なお、調査は2024年2月16日~19日、全国の20代~40代の働く男女500人を対象に、ウェブアンケートで行われた。