新入社員の受け入れ方法や人事制度 「変更した」20.5%、「変更を検討」37.5%
また、「価値観の変化や『キャリアの自律』への関心の高まりを受け、新入社員の受け入れ方法や人事制度を変更したか」(n=395)との質問には、「変更した」は20.5%。「変更はしていないが、変更を検討している」が37.5%、「変更は検討していない」が42.0%という結果だった。
そして、「新入社員の受け入れ方法や人事制度について、変更したこと・変更を検討していること」(n=229)について聞くと、最多は60.7%で「研修制度」。次いで、「配属方法」39.3%、「給与体系」35.4%、「評価制度」34.9%、「働き方に関する制度」34.5%、「上司と部下のコミュニケーション方法」32.8%と続いた。
寄せられたコメントには、
「能力や成果に応じて、昇進・昇給しやすい制度に変更した」
「配属にあたり、本人の希望やキャリアプランを確認するフローを設けた」
「社内のキャリアコンサルタントとの面談の機会を設けている」
「座学研修から、体験型研修に、研修プログラムを見直した」
「受け入れ側の意識のアップデートを行っている」
などの声が寄せられたという。
なお、調査は2024年2月22日~3月1日、ウェブ上で行われ、企業・団体の人事担当者を対象とした。有効回答数は617社。