2023年に転職した人の平均年齢が判明...いくつ? doda転職成功者の調査

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   転職サービス「doda(デューダ)」は2024年3月4日、2023年1月~12月の間に、dodaエージェントサービスを利用し転職したビジネスパーソンの年齢についての調査結果を発表した。

  • 転職した人の平均年齢はいくつ?
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「金融系専門職」では「40代以上」が18.7%→28.2%へと増加

   転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査」によると、2023年に、転職に成功した人の平均年齢は32.4歳。男女別では、男性が33.3歳、女性が30.8歳。これは、前回の2022年調査から、全体でプラス0.2歳、男女別ではともにプラス0.3歳で、平均年齢はやや上昇したという。

(転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査」より)
(転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査」より)

   転職に成功した人の年代別割合は前回と同様、「20代後半」(25~29歳)が37.9%で最も高かった。次が「30代前半」(30~34歳)が23.9%でつづいた。

   また、転職成功者の年代別割合を職種別に示したのが、下記の表だ。

(転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査」より)
(転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査」より)

   同社は、1つ目の傾向として、「建築/土木系エンジニア」の年代別割合が「20代前半」が前回の11.7%→14.5%へ最も増加(プラス2.8ポイント)した、として、次のように指摘する。

「建設業界では『2024年問題』を受け、年齢問わず人材確保が急務となっています。そのなかでさらに、新卒採用に苦戦する企業が、第二新卒・若手人材の獲得に積極的に乗り出していることが影響していると考えられます」

   もう1つの傾向は、「金融系専門職」の年代別割合のうち、「40代以上」が前回の18.7%→28.2%へと最も増加(プラス9.5ポイント)した点に着目。同社は、

「近年、新NISAの開始などを背景に、即戦力となり得る『金融系専門職』の採用ニーズが高まっています。しかし、本職種は、一般的に育成に時間を要します。『40代以上』はこれまでの経験が評価されたことで、割合の増加につながった可能性が高いでしょう」

   と分析した。

   なお、調査は2023年1月~12月の間に、dodaエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン。有効回答数は約5万件。調査結果の詳細は、https://doda.jp/guide/age/に詳しい。

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