LINEヤフーは2024年3月14日、リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」でおこなった、未成年(17歳以下)の子どもを持つ親を対象に、子どもへのお小遣いに関する調査の結果を発表した。
学齢があがると「お小遣いを渡す」割合も高まる
未成年(17歳以下)の子どもがいると回答した18歳以上の男女を対象に、「子どもへのお小遣いの渡し方」を聞いたところ(n=1万3649)、「お小遣いは渡していない」は48%という結果に。
なんらかの方法で「お小遣いを渡している」という人で、その渡し方では最多は「現金」(46%)。以下は「QRコード決済」(7%)、「交通系・ショッピング系電子マネー」(4%)、「カード」(3%)、「その他」(0%)だった。
子どもへのお小遣いの渡し方について、子どもの学齢別にみたのが、以下の表だ。
子どもに「お小遣いは渡していない」という親は、学齢が低くなるにつれて割合が高くなる。具体的に、「お小遣いは渡していない」は、小学1~2年生では64%、小学3~4年生では51%、小学5~6年生では40%、中学生では26%、高校生・高専生では20%。
ひるがえって「お小遣いを渡す」割合は学齢があがるにつれて高まっていく。そのなかで、渡し方としては、割合は低いものの、「QRコード決済」が中学生で8%、高校生・高専生で15%。また、「交通系・ショッピング系電子マネー」が中学生で6%、高校生・高専生で8%となっており、やや目立つかたちとなった。
なお、調査は2023年12月13日~15日、日本全国の男女が対象。有効回収数は66万1260サンプル。集計対象は、有効回収数の中からランダム抽出した男女15~69歳のうち、未成年(17歳以下)の子どもを持つ18歳以上の男女1万3649サンプル。性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック。