3月12日はスイーツの日。ビジネスパーソンは休憩時間にどんなスイーツや生洋菓子を食べるのだろうか? そんな素朴な疑問に答える調査結果がでた。
洋生菓子を製造するモンテール(埼玉県八潮市)は2024年2月28日に「スーパー・コンビニの洋生菓子(スイーツ)に関する調査」と「働き方別にみる休憩とスイーツに関する調査」を合わせた「スーパー・コンビニ スイーツ白書 2024」を発表した。
調査結果によると、「仕事や家事中に休憩を取る目的」はデスクワーカー、テレワーカー、デスクレスワーカー、専業主婦・主夫の、今回の調査における全グループで、「気分転換・リフレッシュ」が1位となった。
スイーツを食べる時間帯、トップ3は?
「働き方別にみる休憩とスイーツに関する調査」は、2023年12月2日から3日にかけて、20代から60代の男女、4つの働き方(デスクワーカー・テレワーカー・デスクレスワーカー・専業主婦/主夫)ごとに各500人ずつの合計2000人をインターネット調査した。また、調査対象は月に1回以上「スーパー・コンビニの洋生菓子」を購入する人とした。
働き方の定義は、以下の通り。
・デスクワーカー「勤務日に1日平均6時間以上デスクワークの業務、かつ週3日以上出社している人」
・テレワーカー「勤務日に1日平均6時間以上デスクワークの業務、かつ週3日以上テレワークしている人」
・デスクレスワーカー「勤務日に1日平均6時間以上デスクワーク以外の業務をしている人」
・「専業主婦・主夫の人」
はじめに、スイーツを食べる時間帯(図1)を聞いたところ、結果は、「午後」が50.3%、「夜」が39.6%、「夕食時」が24.2%の順になった。
昨年度比によると、「午後」は昨年より1.5ポイント増加した。コロナ禍の影響で、昨年度42.9%だった「夜」にスイーツを食べる人は、3.3ポイント減少した。だが、約4割が引き続き「夜」のスイーツを楽しんでいる様子。
性別で見ると、「朝」は女性が6.2%と昨年より3.3ポイント増加。女性で最も多い「午後」(55.3%)も昨年(53.9%)から1.4ポイント増加した。半数以上の女性が「午後」にスーパー・コンビニのスイーツを楽しんでいることがわかる。また、「夜」(男性:46.7%、女性:33.5%)は昨年度同様、男性が多かった。
仕事や家事中の休憩時間の過ごし方 1位「飲み物を飲む」、2位「おやつを食べる」
続いて、「仕事や家事中の休憩時間の過ごし方」(図2)を質問した。その結果、全グループで「飲み物を飲む」がいずれも80%前後で最多となった。2位も全グループ共通して「おやつを食べる」となった。
「おやつを食べる」が最も多いのは「専業主婦/主夫」は69.8%で、最も少ない「デスクワーカー」の34.4%の2倍以上の差が表れた。「デスクワーカー」と「デスクレスワーカー」は、「同僚や上司と雑談したり、コミュニケーションをとる」が4位に。
ちなみに、「テレワーカー」は「ストレッチや散歩」が、「専業主婦/主夫」は「テレビ・動画を見る」がそれぞれ3位となり、休憩時間の過ごし方の違いが見えた。