LIFULL HOME'Sは2024年3月4日に、「新幹線に乗りやすい家賃の安い駅ランキング(首都圏)」を発表した。
首都圏における新幹線の停車する東京駅、品川駅、新横浜駅、上野駅、大宮駅における近隣の「新幹線に乗りやすい家賃の安い駅」を調べたもの。
品川駅に乗り入れられる駅の中で、家賃の安い5駅はどこか。また、それぞれどんな特徴があるのだろうか?
品川駅に行きやすい家賃の安い駅 3位「尻手」、2位「鶴見」、1位は?
この調査は、仕事で新幹線に乗る機会が増えた人や、GWや休暇に帰省や旅行で新幹線を利用する人が、これからの新生活に向けて部屋探しの参考にしてもらうため、首都圏における新幹線が停車する5駅について「新幹線に乗りやすい家賃の安い駅」を調べたものだ。
調査ではターミナル駅5駅から20分以内に行ける駅を対象に、家賃の安い順にランキング化した。
さっそく、見ていこう。品川駅に近くて家賃の安い駅トップ5――1位は「新川崎」(家賃相場7万5000円)、2位は「鶴見」(同7万6000円)、3位は「尻手」(同8万4000円)、4位は「川崎」(同8万6000円)、同価格で4位は「武蔵小杉」(同8万6000円)、「矢口渡」(同8万6000円)となった。JR横須賀線、JR京浜東北・根岸線、JR南武線など、路線としてはバラエティがあるものになった。
1位の「新川崎」は、川崎市幸区にあるJR横須賀線とJR湘南新宿ラインが利用できる駅。「品川」まで13分ほどでダイレクトにアクセスできる。ファミリーが多く、バスや自転車が利用しやすい。コンビニも多く、深夜まで営業するスーパーがあるなど、買い物には困らない街だ。
2位の「鶴見」は、京浜東北・根岸線と鶴見線が利用でき、「品川」までは約17分。お寺や神社が近く、病院が充実している。また、スーパー銭湯や業務用スーパー、ホームセンターがあるため近場でなんでもそろうためファミリーも多く、静かに暮らしたい人に向いている街だ。
なお、この調査は首都圏の新幹線停車駅(東京駅、品川駅、上野駅、新横浜駅、大宮駅)から20分以内にある駅が対象とした。家賃相場については、LIFULL HOME'Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の賃貸物件(定期借家を除く)の管理費を含む月額賃料から中央値を算出したもの。抽出期間は2023年2月から2024年1月まで。