LIFULL HOME'Sは2024年2月8日に、「賃貸物件の問合せが多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」を発表した。
それによると、1位は総武線、2位は京浜東北・根岸線、3位は湘南新宿ラインという結果になった。1位の総武線の中で、人気の5駅はどこか。それぞれどんな特徴があるのだろうか?
【総武線】1位は「三鷹駅」 スーパー・商店街があり閑静な住宅街
今回、「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」(2024年1月31日の発表)のなかから、首都圏における「借りて住みたい街ランキング」トップ200内の駅を路線別に集計。
そのうち、JR東日本の首都圏における「住みたい街が多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」と、上位にランクインした路線ごとの住みたい街トップ5を発表したものだ。
そんな「住みたい街が多いJR東日本・首都圏の鉄道路線ランキング」の1位は「総武線」という結果になった。そして、「総武線の住みたい街ランキング」1位は、「三鷹駅」(借りて住みたい街ランキング首都圏版5位)。
総武線は、トップ200位以内に22駅ランク入りしている。TOP100に絞っても20駅がランクイン。東京を東西に貫き、千葉駅から三鷹駅までをつなぎ、ダイレクトに都心に乗り入れることができる。また、ターミナル駅である「新宿駅」や「秋葉原駅」にも通じていて、利便性の高い路線となっている。
1位の三鷹駅の魅力は、駅周辺にスーパーや商業施設、商店街が残っており、日用品の買い物がしやすく、少し歩くと閑静な住宅街が広がり落ち着いた雰囲気があるところ。
2位は千葉駅。JR内房線や外房線や千葉都市モノレールなど複数路線を利用できる千葉県の交通の要所となっている。千葉県各所へのアクセスもしやすく、駅周辺は商業施設が充実しショッピングや外食を楽しめるほか、閑静な住宅街に公園や図書館、病院などがあり、生活環境も整っている。
3位は高円寺駅。駅周辺に商店街が10以上ある。古着屋、雑貨店、個人経営の飲食店、昔ながらの八百屋、肉屋などのお店が集まっていて、平日・週末問わず活気がある。新宿まで快速で2駅とアクセスもよく、終電が遅くまであることが特徴だ。
4位は新小岩駅。総武線と総武線快速の2路線が利用でき、「秋葉原」や「東京」まで15分圏内にある。スーパーや商店街は物価も安い傾向にあるので、生活費をできるだけ抑えつつ、便利な立地で暮らしたい人におすすめの駅。
5位は吉祥寺駅。JR中央線や井の頭線、路線バスなどが利用でき「新宿」までは約14分の立地にある。駅から徒歩5分の距離に広大な「井の頭恩賜公園」があり、自然の豊かさと便利なにぎわいが調和した街となっている。
なお、この調査は2023年1月1日から2023年12月31日までの間、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住者を対象に、LIFULL HOME'Sに掲載された 賃貸物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計したもの。平均家賃については、問合せのあった1LDKの賃貸物件における中央値を40平方メートルあたりに換算したもの。