自分の悩みは「何なのか」を知ることから
ただただ時間をかけて「モヤモヤ」「ぐるぐる」悩んでいても、何も解決していないってことはよくあることです。
以前、残業時間が他の人よりも多い人がいたのですが、「何をしているの?」と聞いたところ、「考えごとをしている」という返答がありました。しかも1日5時間悩んでいたのに、何も解決していなかったんです。
自分の悩みが何なのかも理解せずに、「どうしたらいいんだろう」「どうしよう」とぐるぐる悩んでいたんだそうです。笑い話のようですが、本当の話です。
意外と悩んでいても、「自分が何に悩んでいるか」まで把握できていないこともあります。まずは自分の悩みを具体化してみましょう。悩んでいることを紙に書き出して、客観視することが大事です。
紙に書くだけで整理ができます。「悩んでいても、自分では解決できそうにないこと」「誰かにお願いしたら、解決できそうなこと」など、分けることができます。書いてみると、「何とかなりそう」「あれ、悩むほどじゃなかった?」と思えてくることもありますよね。