2023年のお歳暮商戦、注目は? みんなで楽しめる「イエナカ」ギフト&物価高で「もらってうれしい」日常品も強化

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上司への儀礼より、自宅用や身近な人へ 「カジュアルギフト」が増加...カードタイプのカタログギフトも導入

   最近のお歳暮は勤務先の上司などに贈る慣例的なものから、自宅用や身近な人に向けたギフトとして利用する人が増加している。このため、手軽に商品を贈れるよう工夫した取り組みも広がっている。

   高島屋は「手軽で、カジュアルに贈ることができるように」と、カードタイプのカタログギフト「e美味マルシェ」を新たに導入した。

   カードの大きさは縦5.5センチ、横8.5センチ。カードの裏面にIDとパスワードが記載されており、カードを受け取った人は専用サイトからIDなどを入力してログインし、牛肉やフルーツなど欲しい商品を選べるという仕組みだ。贈りたい相手の好みが分からない場合などにも活用できるという。

   物価高に対応した商品も多い。

   松屋は「物価高だからこそ、もらってうれしい」商品として、米や卵、しょうゆなど、日常使いできる食品を多数準備。自宅配送限定として、油やうめぼし、調味料などのセットもそろえた。

   近鉄も「送料込みギフト」を増やしたほか、自宅向けのスイーツなども多数そろえた。(ジャーナリスト 済田経夫)

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