コンセプター坂井直樹が「ジャパンモビリティショー」に行ってみた! 100年に1度の「大変革期」に入った自動車産業 EV戦争、勝ち抜くのはどこか?

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国内勢の注目株は? ホンダ、ハンドルがない完全無人の自動運転専用車両 Turing、「Teslaを超える自動車メーカーを作る」がミッション!

   その中でポジティブな印象を与えたのは、ソニー・ホンダモビリティ(SHM)は、新型EV『AFEELA(アフィーラ)プロトタイプ』だ。このプロトタイプをベースに開発を進め、量産車については2025年前半からの先行受注を開始する。デジタルガジェットという人もいる。あるいは、ソニーとホンダという米国人が好きなブランドだから歓迎されると言う人もいる。

   日常に関わる公共交通として、ホンダはハンドルがない完全無人の自動運転専用車両「クルーズ・オリジン」で、自由に移動できる「自動運転タクシーサービス」の実現に向け、GM、クルーズと協力してきた。日本国内での自動運転レベル4の自動運転サービスの事業化し、2026年初頭に東京都心部でサービスを提供するという。


Turingのブース

   また、興味深いブースは「Turing」。彼らは「Teslaを超える自動車メーカーを作る」をミッションとして、AIソフトウェアからのアプローチのベンチャーだ。2030年に完全自動運転EVを1万台量産し、完成車メーカーを目指すという若い人たちの「ビッグマウス」が頼もしい。


WHILLのブース

   WHILL(ウィル)は、WHILL株式会社が開発した次世代型電動車椅子だ。運転免許証の返納後や乗り物から離れた後の生活を想定した近距離用モビリティで、自動運転も設定でき、デザインが美しい。これはいま、街中でも見かけるようになった。

   そして、空のモビリティも注目だ。電動化や自動化技術が進化し、航空機の世界でも「空の移動革命」を実現するエアモビリティへの期待が高まっている中、SUBARUが提案したのは「より自由な移動」の未来を示したコンセプトモデル。航空宇宙事業も担うSUBARUだからリアリティーがある。

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