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動きの速い海外勢...BYD、メルセデス・ベンツ 発売時期、価格が明確...EV購入を前提の見学者の姿も

   一方、国外勢の中で特に元気だったのは、中国EV企業世界2位のBYDだ。プレスデイに壇上に立ったBYDオートジャパンの東福寺厚樹社長は、ブレードバッテリーなどBYDのEV技術を力強くアピールした。また、メルセデス・ベンツと共同開発したミニバンEVのDENZA「D9」と、4モーター駆動でその場で360度回転できる電動オフロード高級SUVである仰望(ヤンワン)「U8」を自信を持って紹介した。

   メルセデス・ベンツでは高級オフロードSUVであるGクラスを完全に電動化した「EQGコンセプト」や「AMG C63 S E PERFORMANCE」などをアピール。AMG C63はすでに1660万円で受注しているモデルだし、EQGはコンセプトモデルながら2024年には欧州で発売、日本にもできるだけ早く導入することを明示している。

   また、BMWはSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼ぶコンパクトSUVの新型「X2」と、そのBEVモデルである「iX2」をJMS2023で世界初公開。iX2は「2024年第2四半期導入予定」であるものの、すでに742万円(税込)という価格も発表済み。

   このように国外勢は、すでに現在市販しているものから、すぐ発売できるEV車が多く、さながらメーカー側の販売店のように尋ねれば価格も答える。見る側も、EV購入を前提の見学者も多かった。

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