ビジネスパーソンにとって30代、40代は、上司もいて、部下もいて、あるいは周囲の活躍も気になって...という悩み多き世代ではないでしょうか。
当コラム「その仕事の悩み、こんなふうに考えてみよう。」では、キャリアや生活にまつわる悩みに、組織や人材開発、コーチングに詳しい「ひろ子ママ」が、アドバイスやエールをお送りしていきます。
◆きょうのお悩み
きょうはBさんが、こんな悩みを抱えていらっしゃいました。「関わっている仕事は社会のためになっているとは感じていますが、ビジネス雑誌などで「社会のために、環境のために、事業をしている」というような記事を読むと、自分も『もっと誰かの役に立ちたい』『社会とつながっていたい』とも考えてしまうんですよね。何ができるのか、何をしたらいいのかと気持ちだけ焦ってしまいます」
社会貢献を自分のできる範囲でやってみる
社会貢献とは、社会や公共の利益になる活動のことです。たしかにビジネス雑誌などで、活躍されている方の記事を見ると、社会のためには大きな貢献をしないと役に立たないのでは...そう思いがちですが、そうではありません。
「このまま放っておくとまずいのでは」「この活動は社会にどのような利益をもたらすのか」などと、自分で調べて行動を起こすことが大事です。活動の大きい小さいは関係ありません。「野菜をたくさんもらったからおすそ分けをする」ように、まずは自分のできる範囲で動いてみましょう。