売上高の過半数は「自社プラットフォーム」への広告配信料
売れるネット広告社は「D2C向けデジタルマーケティング支援事業」の単一セグメントです。D2Cとは「Direct to Consumer」の略で、企業が自ら企画・生産した商品を消費者と直接取り引きする販売手法です。
売れるネット広告社が対象としているのは、ソーシャルメディアやECサイトを通じて販売する「ネット通販」で、以下の2つのサービスを提供しています。
「ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス」は、D2C事業において必要なランディングページやCRM等の最適化された仕組みを構築し、ネット広告における費用対効果の改善を目的としたサービスです。
D2Cの仕組み構築が可能なクラウドサービス「売れるD2Cつくーる」を中心に、専任のコンサルタントによるコンサル「売れるネット広告こんさる」、ランディングページ等の作成代行を行う「売れるネット広告でざいん」を提供しています。
「マーケティング支援サービス」は、「売れるD2Cつくーる」で作成したランディングページに一般消費者を集客することを目的とし、インターネット上に広告を配信するサービスです。
自社が構築する広告配信プラットフォームを通し、自社が契約する媒体に対して広告配信ができるサービスを提供。一般消費者によるコンバージョンで料金が発生する成果報酬型広告を中心に、純広告・運用型広告も提供しています。
2022年7月期の販売実績構成比は、意外にも「マーケティング支援サービス」が53.0%と過半数を占め、次いで「売れるD2Cつくーる」が29.8%、「売れるネット広告でざいん」が11.2%、「売れるネット広告こんさる」が6.0%となっています。