素直に受け入れる
一緒に仕事をしていて「気分がいい」と感じる人は、「素直な人」ではないでしょうか。たとえば、こんな感じ。
・助言をしてもらったら、お礼を言える
・もらったアドバイスを試してみて、結果を報告する
・分からないことを「分からない」と言える
・お願いした時も嫌な顔をしない
・忙しくても「プラスの言い回し」をしてくれる
このように対応が素直な人だと、手伝った側も、お願いした側も、お互いが気持ちよく仕事できるので、「またサポートしてあげよう」「またお願いしてみよう」という関係になります。
実は手伝ったり、アドバイスしたりした側は、その後どうなったのかを気にしています。「あの時は助かりました。ありがとうございました」「少し時間はオーバーしたけど、うまくいきました」など報告があると、「次も何かしてあげよう」と思うものです。
一方、よろしくない対応は――。
・助言をしてもらっても、「納得しておらず」素直に受け入れていない
・アドバイスしてもらっても実行しない
・分からないことがあっても分かったふりをしている
・手伝ってもらっても感謝の言葉がない
・「自分でできる」というオーラを出している
上記のような態度だと「あの人はアドバイスしても聞いてくれないから」「手伝っても迷惑そうだから手伝いにくい」「お願いしても嫌な顔をされるから頼みたくない」などと、思われてしまいます。困っていたとしても、次は救いの手はありません。
全体的に仕事が忙しいはずなのに「なぜか自分には何も依頼が来ない」という人は、知らない間に「頼みにくい壁」を作っているかもしれません。そのまま「依頼しにくい人」のポジションにならないように、困っている人がいれば進んで手伝ってあげましょう。