「ラクしてできる!」に、だまされないで! 仕事の「本質」を大事に【尾藤克之のオススメ】

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仕事は簡単ではない...という話

   当時は、SNSなど存在しません。私は何を使用していたのか。それはFAX通信です。企画書のサマリー、報告書やレポートのサマリーを2枚以内にまとめて送っていたのです。「あんなものに返信がくるわけがない」と陰口を言われながら、毎日100件近くのFAXを送っていました。内容がいいと、100件送れば10件くらいのレスがありました。

   私が実践してきたのは木藤さんの言う「コミュニケーションの質」を高める行動だったと思いました。最近、とかく「ラクして~できる系」の本が増えました。私としては、まったく評価できません。仕事って、そんな楽ではないし、効率のいい方法なども滅多にないと思っています。

   なお、今回の木藤さんが出版したレーベルは、フォレスト出版の新レーベル(ナレッジシェルフ)第1号だと聞きました。さらに、ご自身にとっても処女作だとのこと。今後のご活躍をお祈りいたします。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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