「ラクしてできる!」に、だまされないで! 仕事の「本質」を大事に【尾藤克之のオススメ】

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売上アップのキモは営業量

   私が外資系で有名なコンサル会社で働いていたときの話です。世界で約1000人のコンサルタントの中でm売上トップになったこともあり、在籍期間中は10位以下には落ちたことがありませんでした。

   しかし、報酬はなかなか上がりませんでした。私は上司に不満を言います。それがきっかけとなり、顧客を全部はがされる羽目になりました。期初にたてた目標数値が変更になることはありません。では、翌年の年度末にどうだったのか。

   じつは、世界1位の売上を計上していました。日本がヘッドオフィスですから、日本で1番=世界で1番です。誰も私にかなわなかったのです。では、私はなにか特別なことをしたのでしょうか。それは否、営業量が圧倒的だったのです。

   かっこよく受注できる営業ノウハウなどあるはずもなく、営業量が成果に影響を及ぼすという考えがすでに確立していました。ほかのコンサルタントが御用聞きをしている間に、毎日何社も回っていたのです。私が狙ったのは次の2つに該当する会社です。

(1)人員削減などをおこないリストラが終了した会社。
(2)大手有名企業ではなく、名前の売れていない上場企業。

   リストラ後は、社内が殺伐とし疑心暗鬼になっています。モチベーションアップややる気を引き出すために、研修は効果的でした。名前の売れていない上場企業の場合、課題が顕在化すると、ほぼ一括受注(私へのアウトソーシング)になりました。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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