注目は軽EV、新「モビリティショー」に出品相次ぐ スズキ「eWX」航続距離は230キロ!...軽商用EV、各社の戦略も見どころ

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ホンダは軽商用EV「N-VANe:」出品、24年春に発売予定...ヤマト運輸やインドネシア国営企業と実証実験

   これに対抗するのは3社連合だけでない。ホンダは軽商用車「N-VAN(エヌバン)」をベースにした新型の軽商用EV「N-VANe:」を2024年春に発売する予定だ。

   ホンダは9月28日にN-VANe:をホームページで先行公開。今回のモビリティショーに出品する。

   ホンダは2023年6月からヤマト運輸とN-VAN e:のプロトタイプを使用した実証実験を行い、海外では9月からインドネシアの国営石油会社とも実証実験を始めた。商品配送時の実用航続距離や充電時間などの実用性を検証するという。

   航続距離は3社連合を意識してか、「210キロ以上を目標に開発している」という。電池容量などは未発表だ。

   大手では国内唯一の軽商用EVミニキャブ・ミーブは三菱自が2011年12月に発売したが、需要が限られ、2021年3月末に一旦生産を終了。その後、2022年11月に市販を再開した。

   電池容量は16kWhで、航続距離は133キロ。メーカー希望小売価格は243万1000円からだ。

   3社連合、ホンダとも航続距離は200キロ以上となり、価格は200万円台とみられる。

   ジャパンモビリティショーは乗用、商用とも軽EVの見どころが多い。(ジャーナリスト 岩城諒)

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