ドリーム・アーツ社員の平均給与はいくら? 「ビッグドーナツ市場」の先進企業目指す【よくわかる新規上場株】

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大企業向けワークフローで国内シェアNo.1

   ドリーム・アーツは大企業に向けたSaaSを中心に、主に4つのプロダクト・サービスを提供しています。

   (1)「SmartDB(スマートディービー)」は、直感的な操作と簡易な設定により、非IT人材による業務アプリ開発を可能とするノーコード開発ツールです。ワークフローシステムの市場シェアは大企業市場で53.0%、市場全体でも27.7%を占め、いずれもシェアNo.1(出典:テクノ・システム・リサーチ)に輝いています。

   (2)「InsuiteX(インスイートエックス)」は、大企業向け社内ポータル構築ツール。通知通達機能や集計機能、業務ダッシュボード機能などを備え、従業員が社内情報にアクセスしやすくなる環境整備を支援します。

   (3)「Shop(ショップ)らん」は、グローバルSPAチェーンから地域密着スーパーマーケットチェーンまで幅広く利用されている、チェーンストアの店舗運営を支援する情報共有ツール。店舗管理システム市場のシェアは61.1%(出典:富士経済)と圧倒的です。

   (4)「DCR(DX Custom Resolution)」は、企業固有の戦略要件に基づいてシステムを開発し、クラウド基盤上で運用しつつ、継続的な機能拡張開発を行う、特定顧客向け開発・運用一体型のサービスとのことです。

   セグメント別の売上高構成比は、「クラウド事業」が63.2%、「オンプレミス事業」が16.3%、「プロフェッショナルサービス事業」が20.5%です。

   クラウド事業の収益源は「SmartDB」「InsuiteX」「Shopらん」「DCR」の月額利用料によるストック収益。オンプレミス事業の収益源は「SmartDB」「InsuiteX」のパッケージソフトウェアの「メンテナンス料」によるストック収益と、同「ライセンス料」によるスポット収益の2本立てです。

   プロフェッショナルサービス事業の内容は、「クラウド事業」および「オンプレミス事業」にかかるシステム開発・改修、導入支援、各種作業などの労働集約型業務で、すべてスポット収益となっています。

こたつ経営研究会
こたつ経営研究会
有価証券報告書や決算説明書などの公開情報を分析し、会社の内情に思いをめぐらすニューノーマルな引きこもり。昼間は在宅勤務のサラリーマンをしながらデイトレード、夜はネットゲームをしたりこたつ記事を書いたりしている。好きなピアニストはグレン・グールド。嫌いな言葉は「スクープは足で稼げ」。
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