「独自コントラクト」のみになるメリット&デメリットは?
さて、これまで使われてきた共用コントラクトによる発行方式と、今後使われる独自コントラクトの違いをなんとなく理解いただけたでしょうか。
ここからは、さきほどの「自由度が向上する」メリットやデメリットには、どんなものがあるのかについて紹介していきます。
まず、デメリットとしてはさきほども紹介した通り、微妙にガス代が高くなってしまったり、設定が複雑になってしまったりすること。慣れれば問題ない程度のレベルといえるでしょうか。
一方のメリットは、けっこう盛りだくさん。
たとえば、〇〇のNFTを持っている人限定でプレイできるゲーム、サイトの作成。ほかにも、コレクション専用の取引所を作成することができる...などなど。
これまで共用コントラクトでは、どのNFTがどの作品、作者なのか、すぐにわからなかったところが、今後はすぐに判別できるようになり、新たなサービスを簡単に提供できるようになります。