「サラリーマン増税」はあり得る? この先どうなる?
(3)毎月安定した給与が入る
会社員は極端な言い方をすると、仕事が忙しくても、忙しくなくても毎月決まった給与がもらえます。役職の有無にもよりますが、残業をすれば残業代ももらえます。
一方、フリーランスはやった仕事に対しての報酬しかもらえないので、仕事がなければお金はもらえません。「自由な時間」=「暇な時間」だったら、大変なことです。
カフェでパソコン開いて仕事するためには、まず仕事も必要ですし、カフェ代も必要ですね。当然、仕事が終わらなくて夜中に仕事をしても残業代はありません。
ここまでの話からするとやっぱり会社員の恩恵すごいなという流れになっていますが、先行き不安な話題もチラホラ出てきています。
給与所得控除の縮小、退職金や通勤手当にも税金がかかるかもしれないという「サラリーマン増税」です。
会社員は手元に残るのは税金控除後の金額になるので、税金について無頓着になりがちですが、確実に増税枠として国に「狙われて」います。
この先、会社員であっても何が起こるかは分からないので、やはり防御策として「自分で考える力」「自分で稼ぐ力」が必要になってくると考えられます。
会社員でいること、フリーランスでいること、どちらが正解かなんて答えはありませんが、時代の変化に合わせて切り開いていく準備はしておきたいですね。
Qさんも毎日同じ繰り返しと、仕事を単なる作業としての仕事と捉えるのではなく、まずは充実した人生を送るための仕事として考えてみてはいかがでしょうか。(ひろ子ママ)