たったの1分でOK!心と脳を整える「マインドフルネス」のススメ!【尾藤克之のオススメ】

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適切な作業が脳を活性化させる

   つぎに、脳をコンピューターにたとえてみましょう。記憶された膨大な過去のデータはハードディスクに蓄えられています。そして、現実に起こるすべてのことに対応していく力がメモリであり、メモリ上で動いているのがソフトやアプリと表現できます。

   メモリは、パソコンで行う作業を一時的に記憶する部品のことです。作業をする際、机が大きいほど、たくさんのモノが載せられて使いやすいですよね。作業時に必要な容量といえ、どんなに優れたPCでも、メモリの容量以上の処理をさせると、動きが悪くなります。処理能力を適切なものにしないと、パフォーマンスが発揮できなくなります。

   マインドフルネスは、Googleをはじめ、多くのグローバル企業で導入されて日本でも関心が高まっています。マインドフルネスを、うまく実行できれば、私生活は充実し仕事のパフォーマンスも向上すると考えられています。

   10年前であれば、マインドフルネスを習得するには、座禅道場や瞑想教室に入門するしかありませんでした。しかし、今では自宅で簡単に取り組むことが可能です。マインドフルネスライフを後押しするために、本書は誕生しました。忙しくても継続することができます。マインドフルネスに関心のある方は、手にとってもらいたい一冊です。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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