謎の白身魚の正体は...東南アジアのナマズだった! その名は「パンガシウス」...次世代の水産資源として注目 イオンリテール水産部門担当者に聞いた

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「白身魚でクセがない淡泊な味わいが特徴で、何の味にも合うというのが長所」

――パンガシウスの特徴は?

松本氏 パンガシウスは白身魚で、クセがない淡泊な味わいが特徴です。何の味にも合うというのが長所。そのままムニエルや唐揚げにしてもいいし、下味をつけてパン粉をまぶした商品も好調に売れている。また、パンガシウスは他の魚に比べて、必要とする餌も少なく済み、早く育つ。それ分、生育に伴う環境負荷も少ない魚であり、今後もっと日本での認知度や需要が高まれば、さらに販売の方も拡大していきたいと考えています。

――御社がサステナブルシーフードの取り扱いを進める理由は?

松本氏 水産資源は石油や石炭とは違う、再生資源であるという認識から、そうした再生資源を未来に残していければという考え方で、2006年より持続可能な水産物の取り組みを始めました。漁業に関するグローバル認証であるMSC認証の商品は2006年から、養殖に関するグローバル認証であるASC認証は2014年から取り扱っています。

――業務遂行にあたって心がけていることは?

松本氏 水産を担当する者としては、やはり将来の子どもたち、これから生まれてくる子供たちに、今ある魚食文化を残していきたいという想いがあります。

(構成/J-CAST 会社ウォッチ編集部 坂下朋永)

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