冬の時代を迎える消費者にとって、100円ショップは「希望の光」になるか?

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100円ショップの営業利益率はなぜ高い?

   1個100円の商品を販売しているのに、100円ショップの営業利益率はなぜ高いのか。

   大量生産・大量仕入れ・大量販売システム、情報技術を駆使した管理システム、究極の人件費削減システムがその理由だとしている。

   さらに、大手4社の特徴を以下のようにまとめている。

   業界首位のダイソー(20年度の売上高5262億円)は、26の国と地域にある2296店舗を含め5890店舗を展開するグローバル化と、100円ではない価格帯の業態にも力を入れる多角化の経営戦略が特徴だ。

   業界2位のセリア(同2006億円)は、直営全店にリアルタイムPOSシステムを導入するなど、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に合致した経営戦略で知られる。

   3位のキャンドゥ(同730億円)の特徴は、インスタグラム、フェイスブック、LINEなどのSNSを駆使した広告戦略にある。店舗数は、ダイソーの5分の1にもかかわらず、730億円を売り上げる秘訣は、ネット販売にあるという。

   4位のワッツ(同528億円)の経営戦略は、ローコスト出退店とローコスト・オペレーションにあり、100円ショップだけでも6ブランドを独自展開している。

   商品の価格は同じ100円にもかかわらず、経営スタイルは多種多様だ。また、ダイソーが広島、セリアが新潟、キャンドゥが埼玉、ワッツが大阪というように、創業の地が東京でなく、地方である点にも注目している。

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