芸術の秋到来!東京&大阪府の「映画館のある家賃の安い駅ランキング」 東京からは、葛飾区、練馬区、足立区ランクイン!

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   住宅・不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」を運営するLIFULL(ライフル、東京都千代田区)は2023年9月12日に、「映画館のある家賃の安い駅ランキング(東京23区/大阪篇)」を発表した。

   大きなシネコンや単館映画を上映する場所や、スクリーンや音響の評判のいい映画館が近くて家賃の安い地域を東京から10地域、大阪から10地域厳選した。

   また、東京では家賃7万円程度の地域がランク入りし、大阪では家賃5万円程度の地域が選ばれ、芸術の秋に映画をたっぷり楽しめる地域を紹介している。

  • 映画館があって家賃の安い地域とは?(写真はイメージです)
    映画館があって家賃の安い地域とは?(写真はイメージです)
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【東京23区篇】1位「西新井」、2位「大泉学園」&「船堀」

(LIFULLの作成)
(LIFULLの作成)

   さっそく、東京23区の「映画館のある家賃が安い駅」ランキングを見てみよう。

   1位は東武伊勢崎線ほかの沿線の「西新井(足立区)」がランクインした。 西新井駅から徒歩数分にある「TOHOシネマズ西新井」は10スクリーンあるシネコン。大型ショッピングセンターの中に入っているシネコンなので、映画を鑑賞した後にお買い物もできる生活利便性の高さが魅力となっている。

   住み心地については、LIFULLは「『西新井』は食料品を安く買える店があり、生活費をできるだけ抑えたい人にオススメとされています。生活費を抑えて、浮いた分を余暇(映画鑑賞)に使うことができる街だと言えそうです」としている。

   続いて、2位にランクインしたのは同率で西武池袋線の「大泉学園(練馬区)」と都営新宿線の「船堀(江戸川区)」となった。

   「大泉学園」について、LIFULLは「『大泉学園』徒歩15分の場所にある『T ・ジョイ SEIBU 大泉』は東映東京撮影所や東映アニメーションに隣接する映画館で、運がよければ映画やドラマなどの撮影に出くわすこともあるそうです。また、映画館のそばにある東映アニメーションミュージアムでは最新のアニメや懐かしいアニメにふれることができます」「閑静な住宅街があり、静かに暮らしたい人にオススメの街です」としている。

   「船堀」について、LIFULLは「『船堀』徒歩1分の場所にある『船堀シネパル』は2スクリーンを有するコンパクトな映画館です。毎週木曜日は江戸川区内在住、在勤、在学の方の鑑賞料金が 1,200円になる『江戸川区民割引きディ』が設定されており、お得に映画を楽しむことができます」としている。

   以下、ランキングでは、4位「亀有(葛飾区)」、5位は同率で「豊島園(練馬区)」、「東武練馬(板橋区)」、7位「下高井戸(世田谷区)」、8位「北千住(足立区)」、9位も同率で「阿佐ヶ谷(杉並区)」、「千住大橋(足立区)」となっている。

【大阪篇】1位「岸和田」、2位「河内天美」、3位「大日」

(LIFULLの作成)
(LIFULLの作成)

   一方で大阪のランキングは?

   1位に輝いたのは南海線の「岸和田(岸和田市)」となった。「岸和田」駅から徒歩10分ほどにある「ユナイテッド・シネマ岸和田」は収容人数189~366人の大型スクリーンを9つ有し、『IMAX(R)デジタルシアター』や上映される作品の音響に合わせて振動する『ウィンブルシート』を導入したスクリーンもあるという。

   2位は近鉄南大阪線の「河内天美(松原市)」だった。

「商業施設内にある『TOHOシネマズ セブンパーク天美』は全スクリーンに最新のレーザープロジェクターを導入。中でもスクリーン10は「映像・音・スクリーンサイズ・劇場空間」の全てにこだわり抜いたプレミアムシアターとなっています。商業施設内にあるので、映画鑑賞前後に買い物や食事をすることができ、近場で全てを完結させたい人にオススメの街です」(LIFULLのコメント)

   3位に入ったのは大阪モノレール本線の「大日(守口市)」となった。

「『大日』駅直結の『イオンシネマ大日』は3D、ハイ・フレーム・レート(通常の映画撮影で用いられる秒間24コマを超えるフレームレートで撮影された作品)上映にも対応可能な全8スクリーンを有するシネコンです。
『大日』に住む方々も大型の商業施設があることを魅力と感じており、駅直結なので仕事(学校)帰りに映画鑑賞をして、お買い物や食事をして帰宅といったことも可能です」(LIFULLのコメント)

   以下、ランク入りしたのは4位「樽井(泉南市)」、5位「栂・美木多(堺市南区)」、6位は同率で「鳳(堺市西区)」、「門真市(門真市)」、8位も同率で「冨木(高石市)」、「近鉄八尾(八尾市)」、10位は「天王寺駅前(大阪市阿倍野区)」という順になった。

   調査を受けて、LIFE LIST編集部の富田悠一氏は、

「現在、国内の8割以上の映画館が、5つ以上の複数スクリーンを持つシネマコンプレックス方式で運営されています。
本ランキングで1位の西新井にあるTOHOシネマズ西新井や、岸和田にあるユナイテッド・シネマ岸和田など、ランキングに入った駅にある映画館の多くがシネマコンプレックス方式です。こうしたスクリーン数が多い映画館でしたら、近くに住んで頻繁に通っても、いつも新しい映画を鑑賞できるでしょう。
また、映画館の近くに住むことで、レイトショーや映画の日などのサービスデーも利用しやすくなるというメリットもあります。
非日常な映画館での映画体験が日常になる、そんな憧れの暮らしが実現できるという観点で住まいを選んでみるのもいいのではないでしょうか」

   とコメントしている。

   なお、この調査は対象駅を東京23区と大阪府内にある映画館から徒歩圏内の駅として、対象物件はLIFULL HOME'Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の賃貸物件(定期借家を除く)とした。また、抽出期間は2022年8月から2023年7月までで、家賃相場は管理費を含む月額賃料から中央値を算出した。

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