【大阪篇】1位「岸和田」、2位「河内天美」、3位「大日」
一方で大阪のランキングは?
1位に輝いたのは南海線の「岸和田(岸和田市)」となった。「岸和田」駅から徒歩10分ほどにある「ユナイテッド・シネマ岸和田」は収容人数189~366人の大型スクリーンを9つ有し、『IMAX(R)デジタルシアター』や上映される作品の音響に合わせて振動する『ウィンブルシート』を導入したスクリーンもあるという。
2位は近鉄南大阪線の「河内天美(松原市)」だった。
「商業施設内にある『TOHOシネマズ セブンパーク天美』は全スクリーンに最新のレーザープロジェクターを導入。中でもスクリーン10は「映像・音・スクリーンサイズ・劇場空間」の全てにこだわり抜いたプレミアムシアターとなっています。商業施設内にあるので、映画鑑賞前後に買い物や食事をすることができ、近場で全てを完結させたい人にオススメの街です」(LIFULLのコメント)
3位に入ったのは大阪モノレール本線の「大日(守口市)」となった。
「『大日』駅直結の『イオンシネマ大日』は3D、ハイ・フレーム・レート(通常の映画撮影で用いられる秒間24コマを超えるフレームレートで撮影された作品)上映にも対応可能な全8スクリーンを有するシネコンです。
『大日』に住む方々も大型の商業施設があることを魅力と感じており、駅直結なので仕事(学校)帰りに映画鑑賞をして、お買い物や食事をして帰宅といったことも可能です」(LIFULLのコメント)
以下、ランク入りしたのは4位「樽井(泉南市)」、5位「栂・美木多(堺市南区)」、6位は同率で「鳳(堺市西区)」、「門真市(門真市)」、8位も同率で「冨木(高石市)」、「近鉄八尾(八尾市)」、10位は「天王寺駅前(大阪市阿倍野区)」という順になった。
調査を受けて、LIFE LIST編集部の富田悠一氏は、
「現在、国内の8割以上の映画館が、5つ以上の複数スクリーンを持つシネマコンプレックス方式で運営されています。
本ランキングで1位の西新井にあるTOHOシネマズ西新井や、岸和田にあるユナイテッド・シネマ岸和田など、ランキングに入った駅にある映画館の多くがシネマコンプレックス方式です。こうしたスクリーン数が多い映画館でしたら、近くに住んで頻繁に通っても、いつも新しい映画を鑑賞できるでしょう。
また、映画館の近くに住むことで、レイトショーや映画の日などのサービスデーも利用しやすくなるというメリットもあります。
非日常な映画館での映画体験が日常になる、そんな憧れの暮らしが実現できるという観点で住まいを選んでみるのもいいのではないでしょうか」
とコメントしている。
なお、この調査は対象駅を東京23区と大阪府内にある映画館から徒歩圏内の駅として、対象物件はLIFULL HOME'Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の賃貸物件(定期借家を除く)とした。また、抽出期間は2022年8月から2023年7月までで、家賃相場は管理費を含む月額賃料から中央値を算出した。