11代目アコード、満を持して登場 ホンダが目指す「セダン復権」の切り札となるか...気になる12月先行予約の動向

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外国車はベンツA・Cクラス、BMW3シリーズ、アウディA4と好敵手ぞろい...少ない「セダン」のパイを奪い合い

   ホンダは新型アコードで「セダンを根本から問い直す」と説明している。「時代が要請する先進テクノロジーを搭載し、フォーマルと個性を両立した」という。

   先進テクノロジーとは、ホンダが「e:HEV」と呼ぶハイブリッドシステムに新開発の2モーターを内蔵し、「パワフルな駆動力と静粛性を両立した」という「スポーツe:HEV」が筆頭だろう。

   全方位の安全運転支援システム「Honda SENSING 360(ホンダ センシング サンロクマル)」の最新バージョンを日本向けとして初搭載するのも先進性のひとつに違いない。

   2025年には、ドライバーの異常や周辺の環境を的確に検知し、事故のリスクを減らすほか、ハンズオフ機能を追加した次世代のホンダセンシング360をアコードに搭載するという。

   日本車ではライバルの少ないアコードだが、外国車ではメルセデス・ベンツのAクラスとCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4などが好敵手となるだろう。

   こうして考えると、新型アコードのライバルは少数ながら強豪が多い。SUVとミニバンが優勢な国内市場で、数少ないセダンのパイをライバルと奪い合うことになる。果たしてアコードは支持を得られるか。先行予約の行方が注目される。(ジャーナリスト 岩城諒)

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