世界の主流は2ボックスSUVとミニバン...日本車ライバル「マツダ6」「スカイライン」「レクサスIS」ぐらい...
そもそも今の日本市場で、3ボックスセダンは絶滅危惧種に近い。日産自動車のセダンは「スカイラン」だけになった。日産に限らず、世界の自動車の主流は2ボックスのSUVかミニバンになっているのだ。
SUBARU(スバル)には、かつてアコードのライバルだった「レガシィB4」が存在した。3リッターの水平対向6気筒エンジンが売りだったが、現在は2.4リッター水平対向4気筒のスポーツセダン「WRX S4」だけになった。
その点、マツダは地味ながら、正統的な3ボックスセダン「マツダ6」を現在もラインナップしている。
こうして見ると、新型アコードの日本車のライバルはマツダ6と日産スカイライン、レクサスISくらいしか存在しないことがわかる。
マツダ6はかつての「アテンザ」で現在は2リッターと2.5リッターの直列4気筒ガソリンエンジンと2.2リッターの同ディーゼルエンジンを搭載する。ガソリンエンジンはFFだけだが、ディーゼルにはFFと4WDがある。
スカイラインは3リッターのV型6気筒エンジンの後輪駆動だ。「400R」のようなスポーツモデルもあり、アコードとは車格が異なるだろう。
レクサスISもスポーツセダンだが、2リッターのIS300や2.5リッターハイブリッドのIS300hはアコードのライバルとなりそうだ。トヨタが2023年秋に発売する「クラウンセダン」も気になるところだ。