「節約のために病院へ行かない」という選択はない
第2位の「医療費」を選んだ回答者のコメントは――。
「必要と感じた医療費は削りたくない。日頃から体調管理をしているからこそ、体調不良の時は早めに受診する」(40代女性)
「早期発見、早期治療と言われているぐらいなので、病気かなぁと感じたらすぐに病院へ行って治療を受けたい」(40代女性)
「コロナ禍で病院に行かないことで症状が悪化したという例を聞いたことがあります。節約のために病院に行かないことで病気になっては、せっかく家族のために節約していた意味をなさないと感じる」(40代女性)
「何事も身体の健康あってのものなので、そこを我慢してしまうと結局は全体でマイナスになってしまいそうな気がします」(30代男性)
「削ってしまって、早期発見を逃してしまっては大変だから医療費は削らず、異変があったら医療機関にかかるようにしています」(40代女性)
体調不良はガマンできないものだ。「病院に行かずに病気になってしまっては節約の意味がない」「病気の早期発見を逃したくない」といった声が寄せられた。
第3位の「交際費」では、こんな声が。
「頻繁に友達と遊ぶわけではないので、友だちと遊ぶ時くらい節約を気にしないで思いっきり楽しみたい」(30代女性)
「自分の事では節約しても良いかと思いますが、性別関係なく交際にかける費用は節約してしまうと繋がりすら減ってしまい、心の豊かさは無くなります。人は一人では寂しい想いをする生き物ですので、繋がる事への費用はそのままと私は感じています」(40代男性)
「友だちと遊ぶのをお金がない理由で断りたくないです。パーっとストレスを楽しいことをして発散したいです」(40代女性)
「節約のために友だちに会う頻度を減らしたくはないし、そこを減らすと心の健康が保てない」(30代女性)
同じ3位の「娯楽費」のコメントをみると、
「娯楽がないと何のために生きているのかわからなくなってしまうので、娯楽費だけは削りたくない」(30代女性)
「他のものは節約できると思うが、娯楽費だけはストレス発散も兼ねているため節約するのが厳しいと思う」(30代女性)
「娯楽がないと楽しめなくてイライラしてしまって、気持ちがギスギスしそうだから」(30代女性)
「推し活をするために働いているといっても過言ではないと思っているので、娯楽費は削りたくないです」(40代女性)
など、「ストレス解消」「生きがい」のための費用は削れないという。