応募で重視すること...76.8%は「興味のある業界である」
次に、「インターンシップに応募する際に重視していることとして、あてはまるものを2つ選択してください」と聞いたところ、76.8%の学生が「興味のある業界である」と答え、最も多かった。
次いで、「興味のある職種である」と答えた学生が47.6%、「採用選考に直結している」が26.8%という結果となった。
また、インターンシップの開催期間については、「短期間(5日以内)で開催される」という学生が15.9%、「長期間(1週間以上)で開催される」が3.7%となり、長期インターンシップよりも短期インターンシップへのニーズが高い傾向があることがうかがえる。【図2参照】
さらに、「インターンシップに応募した理由として、あてはまるものを2つ選択してください」と聞いたところ、「業界/企業研究のため」と答えた学生が66.3%で最多。次いで、「就職活動を有利に進めるため」が43.4%、「就職活動の視野を広げるため」という学生が38.6%で続いた。「志望度の高い企業であるため」と答えた学生も21.7%にのぼった。【図3参照】
2025年卒業の学生はインターンシップで業界や職種の理解を深めることを強く希望しているようだ。
FutureFinderメディア事業部長の佐藤裕康氏は、
「就職活動で不安なことについては、『希望のインターンシップに参加できるかわからない』が最多となりました。人気企業のインターンシップの倍率が高いことや、採用選考直結型のインターンシップの増加によって、インターンシップへの参加がより選考に影響を与えるようになったことなどが要因と考えられます」
とコメントしている。
なお、調査はジェイックの「Future Finder(R)」に登録した2025年卒業の大学生を対象に、2023年6月23日~7月22日にインターネットで実施。回答者数は107人。