深刻なのは「介護・看護」「宿泊・飲食」「運輸、建設」...
「人手不足」を業種別にみると、「不足している」と答えた中小企業が最も高かった業種は「介護・看護業」で、86.0%にのぼった。次いで「建設業」が82.3%、「宿泊・飲食業」の79.4%が続いた。最も低い「製造業」でも58.8%と6割近い。【図4参照】
日本商工会議所は、「人手不足の深刻度が高まり、中小企業の広範囲に広がってきた」と分析している。
さらに、人手不足の深刻度を業種別でみると、「(人手不足が)非常に深刻」と「深刻」との合計で、88.4%にのぼった「介護・看護業」が最も高く、「宿泊・飲食業」が82.7%で続いた。2024年問題を抱える「運輸業」が75.0% 、「建設業」が65.6%で、6割を超えて高い。【図5参照】