期末業績予想の上方修正で、株価上昇
ハイデイ日高の株価は、コロナショックの2020年3月に一時1195円の安値を付けましたが、その後は業績とともに右肩上がりに回復しています。
2023年4月には、2026年2月期までの3年間を対象とする「中期経営計画」を発表。「成長性・収益力」の目標として、売上高480億円、営業利益率7.5%を掲げました。
ところが8月21日には、早くも2024年2月期の期末業績予想を上方修正。売上高440億円→470億円、営業利益30億円→41.5億円、営業利益率6.8%→8.8%に引き上げており、中計の目標を達成してしまう勢いです。
これを受けて、ハイデイ日高の株価は急上昇。2023年9月4日には3,000円を突破し、現在は2,800円前後を推移しています。
なお、ハイデイ日高の社名は、創業者の神田氏の出身地である埼玉県日高市に由来するとともに、「当社の店舗で食事をしていただき、気分が高揚(High)した一日(Day)を送っていただきたい」という意味が込められているとのことです。(こたつ経営研究所)