「特別感謝金」の支給で、平均500万円突破
ハイデイ日高の従業員数は、2019年2月末の822人(臨時従業員数3596人)から、2020年2月末の838人(同3,680人)、2021年2月末の859人(同2,845人)と、コロナ禍の時短営業等の影響でパート・アルバイトののべ人数は減少したものの、社員数は減っていませんでした。
2022年2月末は847人(同2255人)と社員数、パート・アルバイト数ともに減少しましたが、2023年2月末は853人(同3091人)と、業績回復とともに増加しています。
ハイデイ日高の平均年間給与は、コロナ禍の業績悪化で450万円台まで減りましたが、2023年2月期には500万円を突破しました。平均年齢は36歳1か月、平均勤続年数は9年8か月です。
なお、ハイデイ日高では、急激な物価上昇による経済環境の変化を受け、2023年2月28日付けで社員に対し1人5万円から45万円の「特別感謝金」の支給を行っており、これが上記平均給与に反映されています。
ハイデイ日高の採用サイトを見ると、総合職の募集は新卒採用のみで、中途採用の募集は「店長候補」「地区長候補」のみとなっています。正規雇用労働者の中途採用比率は25.2%(2022年度)で、新卒生え抜き中心の会社といえそうです。