災害時にスマホが役に立たない...4割がそう回答した理由とは?

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半数以上の人は、ふだんから防災対策をしていない

   防災対策について、ふだんから意識しているかを聞くと、「対策している」と答えた人は47.0%、「対策していない」は53.0%だった。半数以上の人が、ふだんから防災対策をしていないことがうかがえる。

   ふだんから行っている具体的な防災対策を聞くと、第1位は「非常食や水の備蓄」で、208人だった。第2位は「防災グッズの所持」で164人、第3位は「家具や家電の転倒防止対策」で107人だった。

   非常食や防災グッズの準備など、災害に備えるためだけではなく、日常生活でも役立つような、比較的簡単にできることで対策をしている人が多い傾向にあった。

   その一方で、「避難訓練」(39人)や「非常時の連絡手段の確立」(43人)など、災害時の具体的な行動について対策を行っている人は2割未満だった。

図3 ふだんから行っている防災対策(Appliv調べ)
図3 ふだんから行っている防災対策(Appliv調べ)

   スマートフォンに防災アプリをインストールしているかどうか、との問いには、「インストールしている」と答えた人が35.4%、と、約3人に1人が防災アプリをインストールしていた。「インストールしていない」人は57.2%だった。

   なお、調査は全国の10~60代の男女を対象に、2023年9月8日~13日にインターネットで実施した。有効回答数は663人(男性328人、女性335人。年齢別では、15~19歳112人、20~29歳113人、30~39歳112人、40~49歳107人、50~59歳108人、60~69歳111人)。

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